「釣果ブログ」2007年からの情報満載!

デッキに上げた150kgのカジキとアングラーの男
ブルーマーリン(和名クロカジキ) 全長3.3m 推定重量150kg 胴回り120cm 
150kgのカジキと鶴丸オリジナルタックル
タックル:船長自作ロッド(Stand-up Marlin)&自作ハーネス、シマノティアグラ80WA

北海道から70名の社員旅行で訪れた中で釣り好きなメンバーがカジキに挑戦!一昨日は2日連続で釣れているので本日も期待が高まります。今日も朝一すぐヒット?とはいきませんでしたが、粘り強くしばらくポイントを移動してようやくカジキヒット!一度も水面から姿を見せなかったが、ギンギンに下へ入って行く・・・。明らかに先日のマカジキとは別物の100kgオーバーの巨魚に翻弄されファイト開始。30分くらいたった頃ついには船の真下に潜行?まさか・・・。そうですデスダイブしているようで普通に巻き取り出来なくなりました。そこからアングラーも3人目に交代して更に過酷な引き上げ作業が始まった。幸い海は穏やかで順調に巻き取りができ1時間ちょっとで浮上したカジキは、やはりリーダーが胸ビレに絡みエラ呼吸が出来ず死んでいた。針がかりはダブルフックの後針が口元に軽く掛かっているだけで外れる寸前でした。カジキが上がってからは、さすがに2匹目を狙う元気など無く全員クタクタで今日も若干早目の帰港となりました。
何と今日カジキが掛かったロッドも、また同じ自作3号の「Stand-up Marlin」でした。この竿ばかり!あっという間にカジキ3本目を達成。4/19日のブログに書いた通り150kgクラスがギンギンに下へ潜った際のアクションを早速テストできました。竿先はやや柔らか目で口切れを軽減しつつ、80lbラインのフルドラグでの曲がり具合も理想的。大型に潜られてもロッドの反発力で浮かす事が出来る復元力の高いキビキビしたファストアクションのブランクだと思います。強度的にもロッドを思いっきり立てて折れそうな状況でも大丈夫でした。画像や動画にあるように私の思い描いた通りの完璧なカジキ専用ロッドに仕上がった!という結果に大変満足です。今日のデスダイブカジキなど、もう少し上手に効率よくポンピングすれば、もっと楽にリフティングできたと思います。
自作ロッドを作ろうと思ったきっかけは昨年、新品ロッドが2本も折れてしまったのが大きな理由です。高価なロッドは折れても補償も無いし、チェアーロッドはけっこう種類がありますが、スタンディング用はなかなか良いものがありません。それとトローリングロッドで当たり前になっているローラーガイドも以前から疑問に思っていました。海外一流メーカー品でも使っているうちに硬直して回転しなくなるし、最近は高価なベアリング入りもありますが構造が複雑なのと中のベアリングも定期的に交換する必要がありメンドクサイ!などなどローラーガイドに関して今まで良いイメージと実績など一つもありません。そこで、いろいろ悩んだあげく日本製、世界のFUJIガイドに決定!普通のSICリングで最も強そうなタイプを取り付けました。今の所ビクともしませんが、今年1年使ってみて耐久性があるか実験したいと思います。問題無ければローラーガイドより安いし軽いし良い事ばかりでシンプルイズBEST!鶴丸ロッドの定番にしようと思っています。
3月30日から本日までカジキが10匹ヒットして最初の1本は上がったが、その後ファイトしても4匹連続でバレてしまいました。しかし18日からバレずに3本連続の釣果が続いています。「8ファイト/10ヒット」なのでフックアップ率は何と80%と高確率!!たまたまかもしれませんが、シーズン初めのカジキはスレておらず食いが良いという事もあるかもしれません。

現在カジキが好釣!今がチャンスです。4月最後の週はガラガラで何の予約も入っていません(笑)是非カジキを釣りに来て下さい。皆様の挑戦お待ちしております。

↓YouTube動画↓

デスダイブしたカジキを釣り上げている男
カジキと釣り上げた4人
カジキと格闘中
150kgのブルーマーリンと4人の男達
カジキと格闘している3人目の男
カジキと格闘している男と激を飛ばす男
カジキファイト
カジキと釣り上げた男性