フウライカジキ
ようやく台風が去り、毎年GWとお盆休みの年2回カジキ釣りに来るE様グループのトローリング。今年GWは悪天候で中止になったので、お盆こそは!と台風に翻弄されながらも日程調整して何とか出船。開始早々に、まず10㎏程のカマスサワラがヒットするも最後、仕留める際にナチュラルリリース。しばらく移動して又何かヒット!?ファーストランで黒細長い魚影を一瞬だけ確認したものの何となくカジキじゃない、どうせまた大型のカマスサワラ?と思いリーダーを手繰り寄せたら何と!目前でフウライカジキに気付き緊張が走る。暴れたので手を離すと70~80m走られ、バラさないよう慎重にファイトして無事ランディング。その後、本命カジキと思われる当たりもあり300m走られフックアップしたと思いきやバレ。本日トータル5回ヒットで上がったのはフウライ1本の釣果でした。帰港後、獲物の半身は宿泊先の名護市へ持ち帰り食べ、もう半身はクール宅急便で都内へ送った。
フウライカジキは沖縄のトローリング・ターゲットとしてダントツ「激レアな魚」で、私自身(船長:鶴巻)も1995年に本格的カジキトローリングを始めてから本日まで23年間、わずか2本の釣果。なのに本日乗船のE様グループは、2016年8月16日にもフウライカジキを釣り上げているので、な・な・なんと2本目!驚異の確率です。「お盆にフウライ2本!!」という伝説を作ったと言っても過言ではない(笑)。