本日1本目ブルーマーリン(和名クロカジキ) 全長3.3m/胴回り140cm/推定重量180kg
アングラー身長178cm
最初の当たりはWヒットで10kg程のシイラは難なく上がったが、もう1匹のバレた方は魚種不明?状況からしてカジキの可能性大。
そして、次こそ来た~カジキヒット!ファイト開始早々から深く潜行したので過酷なリーリングが長く続き、明らかに150kg↑クラスの大物と推測できた。1時間が経過して残り50mを切った頃、船の真下に入り右往左往しているカジキを引き上げる際にボキッ!…とロッドが折れてしまうアクシデント発生。通常なら滅多に折れる事など無いが、巨体を引き上げるため仕方なくドラグをキンキンに締め、ロッドtipとラインの角度が鋭角になりカジキが反転した際にロッドを強く、あおってしまったのが折れた原因。カジキに限らず全魚種に対して釣りの基本だと思うが、口切れを避けるためにも勢いよくロッドをあおってはいけない。ポンピングをする際はジワリジワリゆっくり後ろへ倒れるのがセオリーだが、カジキを釣るのに夢中になり以外と分かっていない方が多い。
折れたヤツは大変お気に入りの自作ロッドだったのでショックが大きいが(笑)、それでも69才という年齢ながら1時間15分を最後まで頑張り、同年代の常人にはマネできない見事なファイトは脱帽です。何はともあれ5/22の270kgに続く今年2番目の大物が無事に上がったので良しとしましょう。これも勉強の材料にして冬場の暇な時期に、またNEWロッド製作に励もう。
(上画像↑)コバンザメがくっついているの分かりますか?
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本日2本目ブルーマーリン(和名クロカジキ) 推定45kg
180kgが上がってから2本目を狙いトローリング再開~しばらくして本日2匹目のカジキがフックup!1本目の69才でも鶴丸カジキ最高齢だが、2匹目のアングラーは遥かに上回る何と!小柄な77才。今まで35年間、世界中を巡りカジキを追いかけるも1匹も釣れず、沖縄初乗船で持参した古い革製のハーネスを装着してファイト!最後も一人でデッキへ引き上げる余力があったので、まだまだ100kgでも、いけそーな感じ。
60才を超えると電動リールを使う釣りをする方が多いと思うが、手巻きが基本のトローリングで80才近くてもカジキとファイトできるという事を証明した。鶴丸は創業から14年目になるが、下は「10才100kg~77才」まで幅広い年齢での実績が上がり大変うれしい。本日のチャレンジに感謝いたします。
実は昨日6/24も、はりきってカジキトローリングで出船したが、船酔いした一人の女性に翻弄され半日がムダになってしまい、それでも何とか1回だけカジキを当てたがフックupへ至らず、釣果は外道のバラクーダが上がったのみ。「カジキの確率ってどれくらい?」という質問が多いが、こういうお客様事情で、まともに仕事が出来なかった場合なども1日分の出船として数えるかどうか?不特定多数のゲストを案内する遊漁船で安易に確率を算出するのは難しく、誤解を招く可能性もあるので判断に苦しむ。仮に、この6/24をカウントしなければ6/7~本日25日までで「5釣行連続7本」のカジキ釣果となり、1本/1日が基準なら100%以上で釣れている確率となる。
前回のブログ6/22は沖縄6回目の釣行でようやくカジキに恵まれたという極端な例を紹介したが、平均すると、こんなに確率は悪くありません。テレビか何かの影響でしょうか?カジキは難しいイメージがあるが、本日のような初乗船や2回目くらいでタイミング良くバンバンカジキに当たるアングラーも沢山います。今まで14年間の日々のブログで、日本全国から訪れる、いろんな方々のカジキチャレンジをリアルに掲載するよう心掛けています。初心者でもやる気さえあれば何とかなる!是非、多くの皆様の挑戦お待ちしております。
■本日で2019年カジキ釣果を「20本」へ伸ばし「上半期カジキ最多記録」もまだまだ更新中。